何か新しいことに挑戦したり、習慣化させようとするときに多くの人がぶち当たる壁が三日坊主。昔は私も三日坊主という言葉自体が自分を非難されているようで好きではなかったのですが、最近は少し違います。
今回は、行動の習慣化に活きる三日坊主の考え方をまとめます。
三日坊主になってしまう人に、何かヒントが与えられる記事になっていれば幸いです。
習慣化はやっぱり難しい
周知の事実だと思いますが、やっぱり行動の習慣化って難しいです。一般的に習慣化するにはその行動を3週間続ける必要があると言われています。
私は早寝早起きに始まり、読書、英語の勉強、運動など幾度となく習慣化を試みましたが、そのたびに三日坊主を繰り返してきました。
読書はする時期としない時期とで波がありますし、英語の単語帳は最後まで終わらないですし、健康のために始めた散歩も雨が降ればそれ以降行かなくなりました。実際は3日より少し続いたものもありますが、なかなか習慣にはなりませんでした。
しかし、それが最近では少しずつ行動を習慣化できるようになってきたと感じています。運動は膝の調子が悪いのでできていないですが、読書や英語の勉強は毎日30分以上はできています。いまだに早寝早起きは苦手ですが。
最近、私の何が変わったかというと、
- 価値観マップを作成して自分の人生で重要なことを明確にした
- 三日坊主でもいいやと考えるようになった
価値観マップについては前回記事でも少し触れましたが、今回は割愛です。
三日坊主でも良いと考えてみる
なぜ三日坊主でも良いと考えるようになったか。きっかけは以下の言葉です。
なかには、せっかく勉強を始めても三日坊主になり、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。しかし、三日坊主でもいいのです。三日坊主を年間50回繰り返したら、1年間で150日も勉強していることになります。これってすごいことだと思いませんか?
古市幸雄.「1日30分」を続けなさい!Kindle版:人生勝利の勉強法55(p.20).IchinichisanjuppunInc.Kindle版.
はい、すごいことだと思いました。あと自己嫌悪に陥る人、これ過去の私です。言われてみればその通りで、もし三日坊主になってもまた始めればいいんですよね。
最近はましになりましたが、私は完璧主義のところがありました。でも、能力は平凡です。そうするとどうなるかというと、理想は高いが能力(気力、体力、知力)が追い付かずに挫折して三日坊主になります。そして完璧主義なので三日坊主がいやになって何もやりたくなくなります。
「いや、何もやりたくなくなるのは完璧目指してないやん」と思うんですが、「完璧にならないならやりたくない」というのも完璧主義の一面だと思います。つまりゼロイチ思考だったんですよね。
少々脱線しましたが、つまるところ三日坊主でも良いと考えるようになったことで以下のような変化が起きたのだと思います。
三日坊主でも良いと考えるようにした
↓
完璧を目指さなくなった
↓
試行回数が増えた、プレッシャーが減った
↓
習慣化ができるようになった
もともとは「三日坊主でも50回繰り返せば150日間やったことになる」というところが重要だったのですが、結果的には三日坊主にならず習慣が続いています。
もともと習慣が作れる優秀な人には不要だと思いますが、なかなか習慣化できないで悩んでいる人は一度「三日坊主になってもまた再開すればいいや」と考えてみてください。何か結果が変わるかもしれませんよ。
まとめ
以下、この記事のまとめです。
- 三日坊主でも50回繰り返せば150日間やったことになる
- 三日坊主になってもまた始めればいい
- 完璧を目指すと習慣化が難しい場合もある
牛のつぶやき
最近は三日坊主を単位にして話すのが楽しいです。9日間続いたら3[三日坊主]、12日間続いたら4[三日坊主]。英文法のテキストを使った勉強がいま7[三日坊主]目です。