些細なことで夫婦喧嘩してしまうのは過去の記憶が原因かも

先日、私の母を誘って、妻と息子と4人で水族館に行きました。そのときに夫婦喧嘩の話題になり、気づいたことがあったのでまとめておきます。

些細なことで夫婦喧嘩してしまう人に、何かヒントが与えられる記事になっていれば幸いです。

両親が些細なことで喧嘩してるらしい

以下、移動中の車内での会話です。

妻:そういえばお義母さん、この間お義父さんと喧嘩してるって言ってましたけど、仲直りできました?
母:それが、まだなのよね。
妻:え!? もう一週間ぐらいたちますよね。
母:そうなのよね。今日もパパに「これいつまで続くの?」って聞いたら、「いつまで?」って言葉だけ残して仕事行っちゃったわ。そういえば、原因って話したっけ?
私:いや、聞いてないね。
母:私、こたつで寝てちゃってたんだけど、パパがこたつに寝るなって。で、「パパも最近こたつで寝てたじゃない」って言ったら喧嘩になっちゃった。
妻・私:え!? それで一週間喧嘩してるの!?

改めて記事に書いてみても思いますけど、なんで一週間も喧嘩してるんですかね (苦笑
普段は一緒にキャンプにいったりしていて仲良しなんですよ。

でも、夫婦喧嘩ってそんなもんですよね。ちなみにこのあと、恥ずかしながら我が家でもコロッケを買う/買わないで喧嘩した話をしました。

過去の記憶に対して腹が立っていないか

この夫婦喧嘩の話で思い出したことがありました。

たしか『ベスト・パートナーになるために』の中で、些細なことを敏感に感じてしまい腹が立ってしまうときは、10%が今の出来事に対する反応で、残り90%は過去の出来事に対して反応しているという話が載っていたような…載っていました。

私たちはパートナーとの関係の中で、説明のつかない心の乱れを経験することがある。そして、その原因の九〇パーセントは、実をいえば自分の過去に関係がある。自分では、目の前で起きている彼(彼女)とのことが原因だと考えているが、実はほとんど関係なく、遠い昔に経験したことに起因している部分が大きいのである。一般的に、現在の経験が関係しているのは、わずか一〇パーセント程度だと考えていい。

ジョン・グレイ. ベスト・パートナーになるために―――男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた . 三笠書房. Kindle 版.

コロッケを買う/買わないで喧嘩した話ですが、たしかに過去のことで思い当たる節があります。過去にも何度か同じように、小さな選択を悩んでなかなか決められないということで喧嘩したことがあり、そういったことを無意識に思い出してしまっていたのかなあ、と思いました。

今の出来事と過去の出来事を分けて考える

ここから得られる教訓ですが、もしまた些細なことで喧嘩になりそうなときは「今の出来事」と「過去の出来事」どちらに腹を立てているのか立ち止まって考えてみようと思いました。

イライラしているときは脳の機能が低下しているので、多角的に物事を見たり、冷静に考えるのなど難しいことはできないですが、「今の出来事」と「過去の出来事」どちらが原因になっているのか考える、というふうに具体的な行動を決めておけば少しは実行できると思います。

そして、もし「過去の出来事」に対して腹が立っているのだと分かったら、その場合は自分自身の記憶に対する問題なので、相手に向けてしまった矛は素直に納めましょう。相手は悪くありません。

まとめ

以下、この記事のまとめです。

  • 些細なことで喧嘩になるときは自分の過去の記憶が原因になっていることがある
  • 影響は「今の出来事」が10%、「過去の出来事」が90%
  • 喧嘩しそうになったら本当に「今の出来事」が原因なのか立ち止まって考える

牛のつぶやき

お釈迦様の言葉で「過去も未来も存在しないから、今をしっかり生きなさい」みたいなことを聞いたことがあります。この言葉は夫婦喧嘩にも効き目がありそうですね。お釈迦様は偉大。

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